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教育支援体制

看護局では、県立精神科病院の看護師としての役割と使命を自覚し、患者中心の質の高い信頼される看護を提供することを理念として、患者一人ひとりが自律し、希望の実現や幸せな生活が送れるように支援しています。
特に、私たちは「人への関心」をもって患者とコミュニケーションを図り、関わりの中で多くの気づきや学びを患者から得られています。
これらの関わりをとおして、看護師としてだけでなく人間としても成長できることが、精神科看護のやりがいです。
看護職キャリア発達支援では、新人教育・キャリアラダー・マネジメントラダーにより継続教育の充実とスペシャリスト育成を図っています。看護教育支援指導官が大学院等への進学相談や研究指導を担当し、外部との連携を図りながら各自の目標に向かえるようサポートしています。

キャリアラダー

2016年4月から、キャリアラダーを導入しています。

キャリアラダーの詳細については、こちらをご覧下さい。(PDF)

研究発表

<第39回 日本看護科学学会学術集会>
令和元年11月30日(土)から12月1日(日) 石川県金沢市

 第39回日本看護科学学会学術集会に参加し、「一般科に勤務する看護職の精神障害者に対する社会的態度」という演題を発表しました。
 参加者から質問や意見をいただき、精神に障害のある方が生活しやすくなるためにどうしたらよいか、考えを深めることができました。
 また、本学術集会は初冬の石川県での開催でしたが、会場は多数の参加者の熱気にあふれていました。看護基礎教育から精神看護まで幅広い分野の演題発表があり、最新の研究動向を知ることができました。この学びを今後の看護に活かしていきたいと思います。

<第26回 日本精神科看護専門学術集会>
令和元年11月9日(土)から11月10日(日) 青森県青森市

 第26回日本精神科看護専門学術集会に参加し、「思春期の患者の自尊感情を高めるためのかかわり」という演題で発表しました。
 研究発表のために分析していく経過の中で、自らの看護実践の振り返りだけではなく、今後に向けた新たな看護介入の手がかりを得ることができました。また、発表や聴講をとおして、他施設の看護師と交流を持つことができ、お互いに学び合う場にもなりました。この経験を今後の看護実践へ活かしていきたいと考えます。

<第21回 日本褥瘡学会学術集会>
令和元年8月23日(金)から8月24日(土) 京都府京都市

「第21回褥瘡学会学術集会」に参加し「排尿障害のある精神疾患患者の褥瘡ケアの評価」という演題で発表しました。
 学術集会参加者の皆様から多数の質問や意見をいただき、この研究に対する関心の高さを感じることができました。そこから新たな課題もみつけることができました。
 今後も学会で発表したことを活かして褥瘡予防と改善に努めていきたいと思います。