様々な職種が連携して訪問支援を行います
2024年4月から「訪問支援センター CoCO」が始動しました。訪問看護部門、アウトリーチ支援事業等を統合したものです。
地域ケア&アウトリーチ(Community Care & Outreach)の略でもあり、個々(一人ひとり)の ここ(今)と未来を支えたいとの思いから、「CoCO(ココ)」と名付けました。
私たちは、精神疾患をもち地域で生活している方が、ご自身の望む生活を目指し、維持していくために、訪問看護を通してこころの健康を守れるよう支援を行っています。また、何らかの事情で病院受診ができない方が必要な医療を受けられるようアウトリーチ支援を行っています。
医師、看護師、ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)、作業療法士、薬剤師などの専門職がチームを組んで生活の場に訪問します。時には地域の保健師や相談員と一緒に訪問することもあります。
訪問看護について
精神科訪問看護は主治医の指示を受けて実施します。当院へ通院している方で当院からおおよそ20km圏内にお住まいの方が対象となります。
訪問看護はみなさまの地域生活維持や向上の支援を行います。
主な援助内容。
以下のことについて、相談や助言、一緒に考えるなどの支援を行います。
- 自分の夢や希望を叶えるための方法
- 周囲の人とうまく付き合う方法
- 日常生活全般
- 日中の活動や福祉サービスの利用
- 病気の症状
- 薬の飲み方や管理方法、副作用の対処法など
- 身体の健康について
- 作業療法、心理プログラムの実施
アウトリーチ支援について
地域自治体関係機関(保健所、市町村福祉課、保健センターなど)から依頼を受けて、多職種で自宅に訪問します。精神医学的な評価と治療の緊急性を判断し、外来治療や入院治療を受けられるよう支援を行います。
対象は精神障害者やその疑いがある未受診者・中断者・処遇困難者・ひきこもり状態の方です。
ご依頼方法
- 訪問看護
主治医、外来看護師、ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)にご相談ください。 - アウトリーチ
往診・アウトリーチは地域自治体関係機関からのご依頼により行っております。詳しくはこちらのページをご参照ください。