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治験・臨床研究:オプトアウト

茨城県立こころの医療センターでは、当院で行われる医学的研究及び医療行為等が、被験者及び患者等の人権及び生命の擁護並びに個人情報の保護に寄与することを目的として、倫理審査委員会規程に基づき倫理審査委員会を設置しています。
当該委員会における審査状況は以下のとおりです。

茨城県立こころの医療センター倫理審査委員会

オプトアウト

 通常、臨床研究は文章もしくは口頭で説明を行い、患者さんから同意を得て行われます。臨床研究のうち、人体から取得された資料を用いず、診療データ等の情報のみを用いて行う研究については、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんから直接同意を受けない場合もあります。この場合は、あらかじめ研究内容の詳細をWEBサイトにて公開し、患者さんが拒否できる機会を設けます。この手法を「オプトアウト」といいます。

実施している研究で、オプトアウトは以下の通りです。
*研究のために自分のデータが使用されることを望まれない場合は、各研究の担当者までお知らせください。

研究課題名
表示
外出が困難な方に対する訪問および遠隔による相談事業の有用性の検討公開文書
全国の依存症専門医療機関を受診する患者における市販薬乱用の実態に
関する研究
公開文書
自殺企図患者へのフォローアップ効果に影響する因子と支援策の検討公開文書
当院入院中に持効性注射剤を使用した患者さんの情報を用いた医学系研究公開文書

その他の研究

その他の研究は以下の通りです。
*令和5年12月現在の研究について掲載しています。

研究課題名
GAINアプローチを用いた多職種連携による持効性注射剤導入プログラムの有効性についての検討
思春期における自閉性スペクトラム患者の家庭内暴力を減少できた看護
-個別SST、振り返りノートの活用によるコミュニケーションスキルと自己理解の変化-
精神疾患を抱えた新型コロナウイルス感染症入院患者を引き受ける精神科病棟に勤務する看護師の看護間の変容過程
~精神科で唯一新型コロナウイルス感染症入院患者を受け入れた公立精神科病院の看護師のインタビューから~
医療観察法病棟に入院中の対象者のリカバリーのプロセスに関する研究
精神疾患・身体合併症を持つ慢性期患者の身体リハビリテーションケアの効果
身体拘束に関する他施設調査
社会的孤立者に対する面接調査
-社会的孤立・孤独メカニズム理解と、社会的孤立・孤独を生まない新たな社会像の描出にむけて-
患者-看護師関係とリカバリーに関する研究
自殺ハイリスク者フォロー・アップチームによる病院・地域複合型自殺対策
精神保健医療の分野における専門性の高い看護師の看護実践の把握及び効果検証のための研究
アルコール依存症者のメタ認知向上プログラムの有用性の検討
移動式ヒト睡眠検査室を用いた睡眠評価
難治性褥瘡を持つ統合失調症、精神発達遅延の患者への褥瘡ケア ―褥瘡治癒促進ケアからの行動制限最小化の取り組み―
初回エピソード精神病者とその家族を対象とした服薬アドヒランス向上のための看護介入プログラム開発と評価:前後比較試験
COVID-19に関するレジストリ研究(計画変更)
当院入院患者におけるポリファーマシーの実態調査及び薬剤師介入の有効性調査
不安定な愛着スタイルを抱える児が患者とのかかわりを通して変化したこと
統合失調症のヘルスリテラシー・SOCと健康関連QOL
難治性褥瘡を持つ統合失調症への褥瘡ケア
―褥瘡治癒促進ケアからの行動制限最小化の取り組み―